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Tag Archives: #吹奏楽部

「日本と欧米の教育の違い」

Posted on 2017/04/28 by hirokifujii

今回はむしろ「指導者」に向けた記事かも分かりません(自戒の念も込めて)。

学校の授業で、先生が生徒さんに質問をする際、

「この問題の正解が分かる人?」と尋ねるのが日本の教育で、

「この問題についてどう思う」と尋ねる(考えさせる)のが欧米の教育

だという話を聞いた事がありますか?

正解を一つに限定するのが日本の教育で、自分の考えを述べれば全て正解なのが欧米の教育です。

勿論ケースバイケースで、日本でも必ずしも正解を一つに絞っているわけではないと思いますが、一応日米の両方で教育を受けた人間としては、この違いを大きく感じますね。あとは、

「何々をやってはいけない」

という、ダメな事から教える(否定から入る)のも日本的です。

欧米では、まずは自由にやらせてみて、それから「そこはもう少しこうした方がいいんじゃない?」というような、肯定的なアドバイスをします。

今回は、この日本的な教育が、吹奏楽部においても行われていると感じる問題。

・ブレスは腹式呼吸だ!(息はお腹で吸え、腹筋に力を入れろ&鍛えろ,etc.)

・(金管は)マウスピースだけで吹けなければ、楽器を付けて吹いてはいけない!

・椅子の背もたれを使ってはいけない!

・ベルや譜面台の高さは全員揃えなければいけない!

・先輩や先生の言う事は絶対正しい!

こんな指導を受けた事はありませんか?

具体的には、次回以降詳しく書いていこうと思っていますが、ある人にとっては有効なアドバイスかも分かりませんが、ある人にとっては全く逆効果になる場合があります。

(例:バズィングを否定するつもりはないですが、やり過ぎは下手になるリスクもあります)

最終的な正解は「本人にが決める事」です!

また、ある「目的」のための「手段」としては必要であっても、本来その目的が正解と言えるか疑問に感じる時があります。

(例:マーチングで姿勢やベルの高さを合わせるのは「キレイに見せるという目的」において、一応理にかなっていますが、コンサートバンド、吹奏楽コンクールでそこまで必要でしょうか。優先すべきは「音楽」ですよね?)

前回のブログにも書きましたが、

「目的」と「手段」を間違えて欲しくないです!

教える側の「学ぶ(学び続ける)姿勢」って大切ですよね。

僕の場合、トロンボーンの技術に自信があっても、もっと他の楽器の事も勉強しなくてはと思います。

また、トロンボーンの技術、教え方に自信はあっても、「今までの自分の成功、経験が万人に当てはまるとは限りません」

もっと色々なアプローチ、可能性を勉強しなくてはと思います。

部活は軍隊ではありません。

「教官」ではなく、「人生の、音楽の良きアドバイザー」になれるよう、これからも精進したいと思っています!


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Posted in One-Point Lesson | Tags: #吹奏楽部, トロンボーン, レッスン |

「楽しい吹奏楽部ライフのために」

Posted on 2017/04/14 by hirokifujii

4月に入り、新生活が始まった方も多いと思います。

期待に胸が膨らむ良い季節ですよね!

新入生はそろそろ部活を決める頃かも分かりませんが、僕も約25年前、中学校に入学し、吹奏楽部に入部しました。その当時は、まさかこの歳までトロンボーンを続けるとは思わなかったし、ましてやプロの音楽家になるなど、全く想像もしていませんでした。

ですが、こうしてトロンボーンと共に歩み、人生が充実したものになっているのは間違いありません。

吹奏楽部に入ったきっかけは?

僕には2つ歳上の兄がいて、先に中学校に入学した彼がトロンボーンを始めました。

時々学校の備品を持って帰って来ていたのを借りて吹かせてもらっていたのですが、初めて音が出た時はとても嬉しかったですね。

吹奏楽部全体の音も、その頃初めて生で聴き、小学校の鼓笛隊などとはレベルの違う迫力に感動したのを覚えています。

この2つの出来事があり、自分も中学入学と同時に、自然と吹奏楽部に入部し、トロンボーンを担当する事になりました。

そして、現在に至るまで(ピアノなどでは味わない)大勢でのアンサンブルの醍醐味、その中で出来た友人との人間関係、一生懸命練習して結果を出せた事、お客さんに喜んで貰えた事、頑張ったけどうまくいかなかった経験など、様々な出来事が自分の音楽活動の糧となっています。

最初の頃は、ちょっと複雑なオモチャを手にしたような感覚で、深く考えず、ただ「技術的に上手くなりたい」と思って演奏していただけかも分かりませんが、経験を重ねるにつれて、「お客さんに喜んで貰いたい」とか、「良い〝音楽″をしたい」と思うようになりました。この事は、プロになった今でも変わっていないです。

決して、「コンクールで金賞を取るため」にやっていたわけではありません!

「目的」と「手段」とは?

こうして音楽で生活をさせていただいている立場から伝えたいのは、

コンクールで金賞を取る事を「目的」にして欲しくはないという事。これはあくまで「手段」です。

「お客さんに喜んで貰いたい」、「良い〝音楽″をしたい」という「目的」の上で、「手段」として競争するのはむしろ良い事かも知れませんが、ここを間違うと音楽や楽器を嫌いになってしまったり、部活動が苦痛になってしまう可能性があります。

僕自身も、中学校は全国大会出場の強豪校にも在籍し、逆に高校は地区大会止まりでのんびりやっている吹奏楽部でしたが、この歳になっても趣味で楽しく楽器を続けている人の数は、圧倒的に後者の方が多いです(僕にとってはどちらもかけがえのない経験ではありますが)。

いろいろな価値観があるので、どれが正解というのはないのかも知れませんが、是非、楽しい『吹奏楽ライフ』を送っていただきたいと思います。


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